フェッチについて

2009年10月16日
フェッチについてつらつらと…


皆さん大好きフェッチランドの特性の一つとして、デッキ内の土地の枚数を減らしていくというものがあります。
これは初手において安定してマナを伸ばしていき、後半においてはなるべく土地よりも有効牌を引けるという点で非常に有効であるといえます。
しかし、この素晴らしい特性もあるカードによって、不利な状況に追い込まれるわけです。
そうです、不毛の大地をはじめとする土地破壊カードです。
レガシー環境でいえば
不毛の大地、もみ消し、シンクホール、悪疫系、名誉回復などでしょうか。

所詮、1対1交換でしかないこれらのカードが何故こうもぶっ刺さるのか。
その理由の一つとして、フェッチによるデッキ内の土地の減少も少なからず関与しているのでしょう。


ここからは自分のデッキに関して考えてみます。
相殺独楽を使うにあたって、フェッチは必需品といえます。
その理由は以下の通り…


・デッキのトップを変える為にシャッフル出来るカードを増やしたい。

・相殺が活きるようにカードを低マナ域に集中させる為、ある程度土地が並べば、あとは有効牌だけツモりたい。

・またデッキのトップ3枚に関しても、なるべく相手の呪文を打ち消せるようにコストのあるものが良い。

こういった事を踏まえると、フェッチはある程度積んでおきたいわけです。

しかし先に挙げた通り、そこに待ち構えるのはランデス地獄。
特に不毛なんてのは消せないし最悪です。
しかし、デッキの軸である相殺を置く為、あるいはデッキのパワーを増す為に多色に広げるこのデッキにはデュアランは必須となるでしょう。

そこで自分のデッキの場合、どうするのがより良い回答といえるのか。

まず、フェッチ以前に、アーティファクト土地というダメっぷり。バッキバキに土地割られます。でも達人好き。(ココ大事)

それをどうにかしようと考える内にでてきたのが、皆さん御存じのスーパーカード
「闇の腹心」です。

強いカードには間違いないのですが、弱点としてその線の細さ、ライフロス、そして能力が遅効性であるという事から、速いデッキに対しては決して防御能力の高いカードではないという事です。(中〜後半においては場を盤石なものにしてくれますが。)

しかし、これがもたらす恩恵はやはり大きすぎるワケです。アド得してるので、
「1対1交換?どーぞどーぞ。」ってなります。

そして個人的ではありますが、これに加えて装備カードを追加することで寄生機、腹心が一級戦闘要員としてさらに活きるのでは!?という考えに至りました。
最初は無難に十手に手を伸ばしましたが…

「俺を使え。」

と、囁く声が…。

そこに目を向けると
《融合する武具》が。

実はパワフルで、マナを圧迫しないのと場合によっては腹心や寄生機を殺すのにも丁度良い。そしてミシュラから2枚出てきてノーコストでガチガチに着込んでパンチというのも素敵という事で採用。3マナ域が増えるのも嬉しい。
てか装備0マナなのは本当お得すぎ。奥さんの悲鳴が聞こえます。

抜ける候補としては、最近ネタばれしてきてるコンボパーツ
《エーテリウムの彫刻家》&《ぶどう弾》

「楽しかったよ、ありがとう。」


お別れも済んだ所で、新型ミシュラの完成です。



『新型Mishra』


2溢れかえる岸辺
1汚染された三角州
1血染めのぬかるみ
1霧深い雨林
1沸騰する小湖
4アンシー
2ボルカ
3囁きの大霊堂
3協議会の議席
3大焼炉

4闇の腹心
4時代寄生機
4エーテリウムの達人
3工匠の神童、ミシュラ
4相殺
4師範の占い独楽
4渦巻く知識
4Force of will
3思考囲い
3残響する真実
2融合する武具

サイドボード
4非業の死
4炎渦竜巻
2精神壊しの罠
2召喚の罠
3根絶



長い駄文に付き合って頂きありがとうございました。

色々書きましたが、ご意見やアドバイス等募集中です。(本当誰でもいいから…(:_;))

何卒ヨロシクお願いしますm(_ _)m

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